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モノの見方

2月26日になりました。
2月26日と言えば、言わずと知れた2.26事件。

言わずと知れた軍事クーデターでありますが、これは成功したクーデターだったのだろうか?
ということを考えてみました。

1.クーデターというのはいわゆる革命です。当時の権力者に変わり、2.26事件の首謀者、実行犯たちによって政権奪取されていれば完全に革命の成功と言えますが、しっかり罰せられています。
つまり成功していない?

2.しかし、暗殺リストに入っている高橋是清をはじめとする数人は実際に命を奪われている。
つまり成功した?

3.しかし、政権のトップリーダーである内閣総理大臣は凶刃を逃れた。
つまり成功していない?

4.しかし、2.26事件発生直後は、首相不在、侍従長不在、内大臣不在の中で起こったもので、天皇自らが善後策を講じなければならない初めての事例。
クーデター側は皇道派の影響を受けた青年将校であるので、ある意味成功した?

5.しかし、天皇は『朕ガ最モ信頼セル老臣ヲ悉ク倒スハ、真綿ニテ朕ガ首ヲ締ムルニ等シキ行為ナリ』『朕自ラ近衛師団ヲ率ヰテ、此レガ鎮定ニ当タラン』と強い意志を表明し、暴徒鎮圧の指示を繰り返した。
つまり天皇はクーデター側にはついていないので成功していない?

よくよく考えると、クーデターとして新政権は生まれてないのでやはり失敗し、鎮圧されたと考えるのが妥当かと思われます。しかし、この青年将校たちの強気の行動により、この後軍の発言力は大きくなったとも言われています。

「革命」という言葉で2.26事件をくくってしまうと「無事鎮圧された」と言えますが、見方を変えると日本における影響は非常に非常に大きいものであったと思います。


一見、「黒」に見えるものでも、その物の見方や、時代背景など考慮することにより「灰色」にも「白」にもみえる可能性は必ずあるはずです。
「木を見て森を見ず。」という言葉もありますが、何か情報を得て、それをもとに判断するときは十分気をつけなければならないな、と感じる今日この頃です。

ちょっと堅い話だったかな?

ここまで読んでいただいた方に感謝を申し上げます。
2.26事件の詳細はこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6


監事 小林 裕則
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26
2010
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