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Relation Entry

修行時代 PART2 ~身に沁みたこと~

 前回のブログは自身の大阪修行時代のエピソード。
今回も経験に裏打ちされた思いを、昔を振り返りながら書き綴りたいと思う。
 大阪は皆様もご存知の通り、昔から「天下の台所」と称されるほどの商売の中心地、
金銭のやり取りには全てと言っていいほど「値切り」がある。
小売店は勿論の事、デパートまで値切りのやり取りは当たり前の地域特性?がある。
葬儀の業界、寺院へのお布施も「値切り」が例外ではない。
首都圏に身を置く私にとっては驚かされることの連続であった。
 さて、そんな愛すべきまち「大阪」で兄のように面倒を見てくれた師匠(前回ブログを参照)に
初めて人前で怒鳴られ、叩かれたことが一度だけある。
 その日は一日限りなく湿度が100に近い蒸し暑く、そして雨が降り続く蒸し暑い一日だった。
そんな季候のせいなのか、当然仕事への覇気がでず、だらだらと現場で飾り付け、片付けとこなしていた。
あからさまにやる気のないそんな私を見て師匠は社員皆の前で、こう私を怒鳴りつけた、
「やる気ないなら千葉に帰れ!」とむっとした私は師匠の怒鳴り声にも耳もくれず、
聞こえない振りをしていた。
師匠は私の前に立ち、私の頬を叩き、またこう言ったのだ。
「お前にとって、年に数百回あるうちの今日は単なる1回の葬儀かもしれない。
でもな、お客にとっては一生に1回あるか無いかの葬儀だ、気持ちを入れてしっかりやれ!」と。
叩かれた痛さ、たくさんの人前で愚弄された悔しさよりも、その言葉の内容、そして重さに、
全身に激震が走り、涙が止まらなかった。まさに彼(師匠)の言う通りである。
「顧客第一主義」、「お客様の身になって」、そんな言葉が当たり前に聞かれる昨今。
そのシステム作りや、低価格化の実現も、今やどの業界の必須事項。
しかし、その前にもっともっと掘り下げてみて、自身の今の仕事に対する動き、
そして仕事に対する思いが、お客様のためになっているか、気持ちを込めているか、
それが大事である事の重要性を実に沁みて感じた瞬間であった。

~システム作り、低価格化の実現なんかよりも、まず先にやらねばならないことがある~。

皆さんはそんな経験ありますか? 
どんな仕事にも最大限の誠意と思いを込める、彼(師匠)から教わったことは
今も尚、私の仕事の原点である。


監事 杉浦 誠
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22
2010
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